満月衛星。-音 洋-abc 満月衛星。  音 洋 - abc

index A  Aenima  ALICE IN CHAINS  AND ONE  ASH

index B ben folds  BLOC PARTY.

index C CROWDED HOUSE

Aenima
音源  Sentient

---Sentient
  ジャンルで言うと、インダストリアルゴシックと言うやつに当たるらしい。ああ、成る程、確かに言われてみれば、インダストリアルで、ゴシックだ。
  ただ、ゴシックって言うよりは、どっちかっつーとアンビエントな気がするな。インダストリアルアンビエントな印象を私は聴いて感じる。
  同じインダストリアルゴシックな音楽で有名なPIGよりも音が凄くシンプル。そのくせ曲のクオリティの高さは負けてないってんだから凄い。

  女性ボーカルでキーの高い透き通った声で、程よくどんよりとした曲の透明度を上げて底の方を見せてくれる。とてもいい意味で、このバンドさんの音を支えてるのはボーカルの声質だと想うよ。
  それは、暗くてどんよりとしてサウンドに光を点すって言うんじゃなくて、透明で大きな泡の中から一緒に深くもぐるような感覚。
  決して声に光が見て取れるわけじゃなくて、飽くまで声は透明で、曲を深い所まで見せてくれる。コントラスト差がくっきりと出てるって言ってもいいかもしれないけど、その言い方も近いようで、実は遠い。

  Duskって曲が1曲丸々アカペラなんだけど、この曲の雰囲気が、どうにもメタルとかプログレっぽい。
  雰囲気って言うか空気がメタルっつーか、プログレっつーか……、雨の降る深い森でファンタジーなイベントが起こりそうな空気を醸し出してる。この曲のどこか神聖で澄んだ暗さがとてもツボですよ。
  あとThe Lighthouseって曲。実はアルバムの中じゃこれが一番好き。一番曲として聴きやすいって言うのもあるけど、イントロからサビまでの持って行き方とかが、凄く私好みなんですよ。
  全体的に暗くて深いアルバム。そう言うのがこのみな人であるならば、これは是非ともお薦めしたい。カッコ好くて私は好きだ。

m1.Lilith m2.Shelter For a Lesser God m3.Silently There m4.Old Europa m5.Pale m6.Dusk m7.Rites of Passage m8.The Lighthouse m9.Morningrise m10.The Soil Stained Black m11.Eclipse m12.Song to a Moonlit Mermaid


ALICE IN CHAINS
音源  FACELIFT

---FACELIFT
  ・・・コレがデビューアルバムですか?・・・マジで?こんなカッコよくてデビューアルバムですか。
  ありえねぇ〜・・・・・・・・・

  そう言うしかない位にカッコいい訳でございます。ステキに重く、呪われちゃいそうなギター&ボーカル。
  ダークっちゃダークですけど、凄い純然とした黒。濁濁としていてイメージできる黒のイメージを全部突っ込んだらきっとBGMはコレしかねぇなってなくらいに黒い。
  グランジって言われてるけど、私はそうは思ってなかったりする。いうならばコレはハードロックなバンドのアルバム。
  ダークで、ハードで、そしてロックだ。ジャンル云々というんではなく、そういうもの。
  それ以上も、それ以下もない。

  ただ重いわけでも、ただ暗いわけでもないのがいいのです。
  深く、そして激しく、静かに、気が付いたときにはもう手遅れっ!!
  そんな中毒性のあるアルバムですわ。

  所で、2曲目にMAN IN THE BOXなる曲があるのだが、このタイトルを観るたびに大槻ケンヂが小説の中で登場させたバンド、『自分BOX』だのや江戸川乱歩の小説『人間椅子』を思い出すのは何故だろう?
  でもなんかイメージも、そんなのを拭えないわけですよ。
  結構何気に色々共通点があったりしてね(笑)。あったら面白いなぁ〜。

  m1.WE DIE YOUNG m2.MAN IN THE BOX m3.SEA OF SORROW m4.BLEED THE FREAK m5.I CAN'T REMEMBER m6.LOVE, HATE, LOVE m7.IT AIN'T LIKE THAT m8.SUNSHINE m9.PUT YOU DOWN m10.CONFUSION m11.I KNOW SOMETHIN (BOUT YOU) m12.REAL THING


AND ONE
音源  VIRGIN SUPERSTAR

---VIRGIN SUPERSTAR
  ヤバイッス!!!これはマジで名盤。す〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜げぇかっけぇでやんのっ!!初めて一曲目を聴いてもぉ〜腰抜かしたもんだったさっ!!!それくらいカッケェうえにヤバイ!!!
  ニューウェーヴ物って言うか、歌物エレクトロニカって言うか、歌物テクノって言うか・・・まぁそんな感じのアルバムなんだけど、兎にも角にもイカしてる。

  兎にも角にもメロディが半端なく好い。後2枚ほどこのバンドの音源は持ち合わせているが、その2枚と比較しても、他のエレクトロニカ系の音楽と比べてもこのアルバムは引けを取らないし、一歩前を行くものがある。
  そう断言してしまったも好いくらいにメロディの綺麗さは郡を抜いてる。アルバムとしての完成度も高いと思うけど、やっぱり一番に耳にくるのはメロディな訳ですよ。音楽だし・・・・(笑)

  そんな中でも特に好いのが『YOU DON'T LOVE ME ANYMORE』。この曲は本気でヤバイ!!!私的今年度の好い曲大賞にノミネート中。勿論一番のお気に入り。
  アルバムの中で数少ないギターソロが在り、んでもって切ないメロディとその情緒感を更に増すような打ち込みがもぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜たまらないくらいにヤバイっ!!

  『MY STORY』なんかも凄く好き。ゴリゴリのトランスっぽい曲なんだけど、ケバイトランスじゃなくて、凄く洗練されてる・・・よーな気がする。
  多分トランスだし、フロアで回す方がより好いんだろうけど、でもやっぱりこの辺の曲は『聴く』のが私には好い。BGMとしてでも、単純に聴くにしても、どっちにしても。
  MY STORYでバックに流れてる(多分)キーボードのメロディ、アレが凄く好きなんですよ・・・。もぉ〜頭の中で勝手にリフレインされちゃうくらいに、好き。

m1.VIRGIN SUPERSTAR m2.WASTED m3.YOU DON'T LOVE ME ANYMORE m4.GOODBYE GERMANY m5.WET SPOT m6.PANZERMENSCH m7.MY STORY m8.LIFE TO LOSE m9.NOT THE ONLY ONE m10.DON'T NEED THE DRUGS m11.MR.JENKA


ASH
音源  MELTDOWN

---MELTDOWN
  ブリティッシュロックの真骨頂は、どうやら周りの期待を大いに裏切ってとてつもないモンスターアルバムを生み出したらしいですよ。

  いやぁ〜・・・かっこええッスわぁ〜。
  ブリティッシュハードロックでここまでカッコイイアルバムを聴かせられると、正直嬉しいですな。
  来た来た来た来たぁ〜〜〜〜〜〜!!! みたいなさ。テンションが上がるんですよ、とっても。

  既存のハードロックとはやっぱりどっか違うんですよ。
  落ち着いてるって言うか・・・、小洒落てるって言うか・・・、そういうのともちょっと違うな。
  ROCK!!が溢れてる。・・・コレ正解。そうですよ。ROCK!!デスヨROCK!! R・O・C・K!!(笑)
  1にROCK!!2にROCK!! 3、4がなくて5にROCK!!

  素足で歩く至極のロックは何処までも純粋。
  透明で、明け透けで、多少の微熱と湿り気が熱気と混じって、熱気のこもった空間ではちょっと気持ちが悪い。
  その気持ち悪さおも吹き飛ばしてくれる興奮が、この音源にはあるのですよ!!

  何処をどう聴いてもかっこいいわけでして、コレはヤバイぞ!と私は人並みに薦めたいと思いますよ。
  いやでもマジでね。カッコいいんだよ?初回盤にのみくっついてくるライヴ版と一緒に聴いてミソ?
  飛ぶぜ。

MELTDOWN CD 01 m1.MELTDOWN m2.ORPHEUS m3.EVIL EYE m4.CLONES m5.STARCROSSED m6.OUT OF THE BLUE m7.RENEGADE CAVALCADE m8.DETONATOR m9.ON A WAVE m10.WON'T BE SAVED m11.VAMPIRE LOVE m12.TINSELTOWN m13.EVERYBODY'S HAPPY NEWDAYS


MELTDOWN LIVE CD 02 m1.GIRL FROM MARS m2.MELTDOWN m3.ORPHEUS m4.A LIFE LESS ORDINARY m5.EVIL EYE m6.CLONES m7.WALKING BAREFOOT m8.STARCROSED m9.OUT OF THE BLUE m10.RENEGADE CAVALCADE m11.DETONATOR m12.ON A WAVE m13.WON'T BE SAVED m14.VAMPIRE LOVE m15.DARKSIDE LIGHTSIDE m16.PROJECTS m17.BURN BABY BURN

ben folds
音源  SPEED GRAPHIC  SUPER D

---SPEED GRAPHIC
  完全限定生産でリリースされ、次回発売されるアルバム収録曲とはまったく異なるという、所謂『企画もの』。
  元はベン・フォールズのUSのオフィシャルサイトでオンライン販売されていたものらしい。それを3部作にして日本限定で商品化したものがこれ・・・ということだ。
  ・・・長い前置きになったな。(笑)

  これがねぇ〜・・・素敵な出会いだったんスよ。たまたま寄った渋谷のHMVで流れてたって言うだけなんですけどね。
  琴線っていうヤツにビビビッ!!っと来て、CDを手に取ったら帯に書かれている文字は『完全限定生産』。ソッコーでレジ行きましたわ。(爆)

  まぁでも、その琴線に触れたものは間違ってなくて、改めてゆっくり聴きなおしても曲達はいいものばかりです。
  ピアノ、ベース、ドラムの3ピースがとてつもなく絶妙なポップを生み出すのです。
  なんていうか、ドキドキワクワクするような作品。ただドキドキワクワクするんじゃなくて、徐々に、徐々にこみ上げてくる。
  で、ねずみ算式に膨れ上がって、気づけばもぉ〜ノリノリッ!!

  5曲入りで唯一のバラード『wandering』はちょっとジョンレノンちっく。
  とてもしっぽりとしていて、それがまた、好し。

  ジャズでポップで、聴いていて楽しくなれるこのきかくものEPが私はとてつもなく好き。
  全体的に通してすげぇ聴きやすくていい作品なんですわ。企画物で、限定販売なのが勿体無いくらい。

m1.in between days m2.give judy my notice m3.protection m4.dog m5.wandering


---SUPER D
  発売日に発売されていることに気づきあわてて新宿HMVに駆け込んだという何ともぎりぎりセーフな気づき方をして購入した第3弾EP。
  ちなみに第2弾は発売後数週間ほどたってから存在に気づき、結局買えませんでした。・・・ショックッ!!

  相変わらずセンスがよくて、私はとっても大興奮。カバー曲が二曲ほど在るらしいのですが、どれがそれなのかが解らない・・・
  解らなくなるくらいに自分のものにしちゃってるってことなんですかね。とにかく、気にすることなくカッコ好い。

  ・・・と思ったら曲のリスト観れば一目瞭然だった。m1.とm5.がどうやらそれらしい。

  とにかくバラエティに富んだ作品。ベースはピアノジャズ&ポップだけど、m1.はディスコサウンドな雰囲気だし、m2.はしっぽりとしてる。m3.のボーカルのメロに沿ったピアノの合わせ方も好き。
  第一弾の時とは違う塩梅で、打ち込みもあれば、ホンセクションも有れば、ギターもある。なんていうか・・・ゴージャズ。凄く根がロック。
  好いね、好いね、凄く好い。滅茶苦茶好い。ラストがライヴ音源なのも好い。ライヴで聴いたこと無いし。
  それがまたラウンジミュージックっぽくて凄く好いんだっ!!バーのカウンターでバーボンでも飲みたくなるような・・・(笑)
  勿論カウンター内じゃバーテンがカクテルを作るためにシェイクしてる。(爆)そんなイメージ。(どんなだ)

  兎にも角にもこれも好いぞっ!!もぉ〜・・・ラヴだっ!!

  ところで、m1.を聴いた時、アースウィンド&ファイアを思い出すのは何故だろう?すげぇディスコちっく。
  でも歌詞は『マザーファッカー』(大笑)

m1.get your hands off woman m2.kalamazoo m3.adelaide m4.rent a chop m5.them that got


BLOC PARTY
音源  SILENT ALARM

---SILENT ALARM
  バロックパーティという名前とは裏腹なバンドだと想ってました。
  ところがどっこい、違うんですね。意味を調べてみるとバロック音楽という言葉にぴったりと当てはまるバンドさんでした。……なんていうか無知を露呈した感じ。ショックッ!!
  『楽器が奏でる激しい情緒』まさしくバロック音楽じゃありませんか……っ!!

  音楽は、XTC(初期)とプライマルスクリームとニュー・オーダー等のバンドをごちゃ混ぜた感じ。つまりはそういう音楽だと想う。ブリティッシュサウンドの古き好きサウンドをキレイに醸し出してる。
  70年代ごろを私は青春を謳歌していないから『懐かしい』という表現は著しく間違っているんだけど、それでも感じてしまう、懐かしさ。そこに感じてしまう、心地よさ。なんかね……心地好いんですよ。
  新しいわけではなくて、でも古いわけでもない。懐かしさの中に『今』という感じがする。過去でもなく、未来でもない『今』。

  4曲目に『BANQUET』っつー曲があるんですけど、こぉ〜れがまた、滅茶苦茶かっけぇでやんの。ポストパンクとニューウェーヴが生んだ極上のポップサウンド。痺れるぜっ!!
  日本版は16曲でボーなるトラック3曲がリミックス。全部で75分とボリュームがたっぷりとあるけど、それが全然長く感じない。胃にもたれないポップ具合が非常に塩梅いいです。
  マジでコレは『古き好き』なブリティッシュサウンド好きには聴いていただきたい。マジで聴いていただきたい、すっげぇ聴いていただきたい。一度だけでもいいから聴いてみていただきたい……っ!!

m1.LIKE EATING GLASS m2.HELICOPTER m3.POSITIVE TENSION m4.BANQUET m5.BLUE LIGHT m6.SHE'S HEARING VOICES m7.THIS MODERN LOVE m8.THE PIONEERS m9.PRICE OF GASOLINE m10.SO HERE WE ARE m11.LUNO m12.PLANS m13.COMPLIMENTS m14.SO HERE WE ARE (Four Tet Remix) m15.PLANS (Mogwai Remix) m16.THE PIONEERS (M83 Remix)


CROWDED HOUSE
音源  DON'T DREAM IT'S OVER  temple of low men  TOGETHER ALONE  CLASSIC MASTERS

---DON'T DREAM IT'S OVER
  古くても好いもんは好いってのは好くある事で、多少古さを感じさせる事がかえって新鮮ってこともあるもんです。
  特にリアルタイムで聴けなかった人間にとって、そーゆーモノに触れられるってのは悪いこっちゃないと思うわけであります。
  こういう名盤になると特にそれは強く思われるわけで、これは聴いてミソ?と人に薦めてみたくなるわけです。(笑)

  80年代ポップでオーストラリア産。
  如何にも80年代のポップなバンドサウンドで、嗚呼〜、この頃の音だなぁ〜と思わせてくれます。
  そーゆーのが大好きな人(私)にはもってこいなわけであります。

  特にタイトルチューンになってるDON'T DREAM IT'S OVERは名曲で100年後の方々にも是非とも聴いていただきたい。
  こーゆー名曲、名盤ってのは後世にちゃんと残して行かんといけないね。

  狭く話せば、ドライヴのお供にも良かれと存ずる。晴れた日なんかにゃ是非。
  長くないからかるぅ〜く、のんびりと聴くにはちょうど好いのだ。

  私は特にDON'T DREAM IT'S OVERとHOLE IN THE RIVERが好き。しっとりとした感じがアルバムの晴れの部分をひときわ際立たせてくれるのさ。

  いや、でも冗談抜きでこれは名盤だと思う。全曲総出でかっこ好い。かっこ好いって言うか・・・聴いてて楽しい。

m1.MEAN TO ME m2.WORLD WHERE YOU LIVE m3.NOW WE'RE GETTING SOMEWHERE m4.DON'T DREAM IT'S OVER m5.LOVE YOU 'TIL THE DAY I DIE m6.SOMETHING SO STRONG m7.HOLE IN HTE RIVER m8.CAN'T CARRY ON m9.I WALK AWAY m10.TOMBSTONE m11.THAT'S WHAT I CALL LOVE


---temple of low men
  地味。すっげぇ〜・・・地味。これ以上ないって言うくらいに、地味なアルバム。
  実際のところセールスの方もそれほど振るわず、売上も地味だったらしい。
  ま、私に言わせりゃ『それがどーした。』ってな話になるわけだが、確かに色々な意味で地味なアルバムだと思う。

  でも地味なアルバムで好いと思うんだけどなぁ〜。
  そんな地味なところが私は好きです。ケバケバしいのではなく、ごくごく自然な形。
  バンドとしてシンプルに、余計な力がない。だから聴く方も気負いなく聴ける。
  これって結構大切なことだと思うんですよ。でも、これが出来るって言うバンドって、実は少ない。
  やっぱりセールスってのは誰でも、良くも悪くも気になるもんだと思うから。

  優しく、ゆったりとして時間の経過もまたゆったり。
  こーゆー所に彼らの出身国、オーストラリアっぽさを感じます。
  広いんだけど、近くに感じることが出来る、ごくごく生活に近いそんな音楽。

  私的に特に気に入っているのはMANSION IN THE SLUMとLOVE THIS LIFE。
  しっとりゆったり、そして優しい。

m1.I FEELPOSSESSED m2.KILL EYE m3.INTO TEMPTATION m4.MANSION IN THE SLUM m5.WHEN YOU COME m6.NEVER BE THESAME m7.LOVE THIS LIFE m8.SISTER MADLY m9.IN THE LOWLANDS m10.BETTER BE HOME SOON


---TOGETHER ALONE
  相変わらずなのですが、ゆるいです。決して激しい訳でなく、かといって壮大なものが繰り広げられる訳でもない。いたってゆるいです。
  それがこのバンドの好さであり、魅力なのだと勝手に思っているわけです。結構このゆるさは万人ウケすると思うんですけどねぇ〜。

  まぁ先にも書きましたが、激しいものは無いのですよ。いや、こう書くとちょっと表現が違うかな?『サウンド的な』激しさが無いって言えば良いのかね?これもちょっと違うか。
  表に見えてこない激しさがあるんです。厚さと言う方が言い方はきっと正しいな。
  ボウボウと思えるのではなくて、ゆったりと、静かに、淡々とちょっとだけ注意しないと見逃してしまうような・・・そんくらい静かな熱を持った熱さ。
  心地よい熱を持った、微熱が有るか無いかくらいのホンの少しだけ、いつもより高い興奮をもたらすくらいの・・・熱。

  ぶっちゃけた話し、名曲と言われるほど注目を集めた曲はないです。だがしかし、これは名盤と言われて差し支えないものだと思います。
  一曲のみに特化したものではなく、全体のバランスとして凄く均整の取れたキレイなアルバム。
  飽くまでマイルドな微熱で、静かに心地良い熱を、涼しい風が奪ってくれる。ゆる〜く、何処までもゆる〜く、まったりと聴ける。
  どちらかと言えば、力なんか入れずに思いっきり脱力して聴くのが一番な素敵アルバム。

m1.KARE KARE m2.IN MY COMMAND m3.NAILS IN MY FEET m4.BLACK & WHITE BOY m5.FINGERS OF LOVE m6.PINEAPPLE HEAD m7.LOCKED OUT m8.PRIVATE UNIVERSE m9.WALK ON THE SPOT ☆ m10.DISTANT SUN m11.CATHERINE WHEELS m12.YOU CAN TOUCH ☆ m13.SKIN FEELING m14.TOGETHER ALONE
☆:日本盤のみのボーナストラック


---CLASSIC MASTER
  ベスト盤です。ベスト盤ですが、あんまり長く感じさせないと言うか、実際に短いです。47分しかございません。ベスト盤でこの長さってどーよ?
  まぁ長さは兎も角としても、代表曲はそのままに、リミックスやライヴ盤なんかを入れてくれているところは親切かな。
  何せこちとら外国人のライヴなんざ観に行ったこともねぇ。そーゆー人間にこーゆー物は有りがたい限りなわけでございますよ。ハイ。

  まぁリミックスはホントに単純なミックスのしなおしみたいだけど、音がずいぶんとはっきりしてた。
  んでもってライヴ音源は2曲しかない。もうちょっと欲しかったかなぁ〜と言うのが正直なとこ。

  ベスト盤なんだけどねぇ〜、長さとか、曲のバランスの良さを思うと、これで1枚のオリジナルアルバムのような気がしてならない。
  曲のバランスの良さが変なとこであだになってるのが、なんともこのバンドっぽい気がして、大爆笑(大変失礼)
  それはさてとして、まったりと好い音源を堪能できる好いベストアルバムだと思うよ。
  ま、過去の音源持っていれば、それほど必要かどうかははなはだ疑わしいっちゃ疑わしいけどね。

m1.Something So Strong m2.Wether With You m3.When You Come (Live) previously unreleased in the U.S. m4.Don't Dream It's Over m5.Finger Of Love m6.Nails In My Feet m7.Never Be The Same m8.Chocolate Cake m9. It's Only Natural m10.Distant Sun m11.Sister Madly (Live) previously unreleased in the U.S. m12.Hole In The River


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