満月衛星。-音 洋-XTC 満月衛星。 音 洋 - XTC

 Go 2  English Settlement  Rag & Bone Buffet  Orangea & Lemons  APPLE VENUS VOLUME1

---Go 2
  78年発売だってよっ!!私生まれる前じゃんよっ!!
  で、なんなんだよ?なんなんだよ!?滅茶苦茶カッケェじゃねぇか。
  私の生まれる前にこんなにカッコイイアルバム創ってんじゃねぇよっ(逆キレ)
  遅く生まれてきたことを損した気分にさせるぞ、このアルバムは!!

  しっかしアレだな。全曲短けぇのねぇ〜。
  全13曲で3分超えてるのが7曲。内、4分超えてる曲は3曲しかねぇでやんの。
  残りの6曲は3分行ってないからね。何でだ?と考えて一つ思い当たる節があった。
  レコード盤を意識したんだ。43分程度なら多分A面B面ではいるんじゃないか?
  そう考えるとナットクが行く・・・気もする。単に創った曲が短かっただけなのかもしれないが。

  短い曲に沢山の思いをぶち込んでるんだと思う。
  ポップにしてパンク。ブリティッシュロックってのは何時の時代も変わらない。
  変わらないのは悪い事かもしれんが、でも、変わらない良さだってあるもんだ。
  現にこうしてこの音源は、昔ながらのブリティッシュロックでも、古さを感じさせない。

m1.Meccanic Dancing (Oh We Go!) m2.Battery Brides (Andy Paints Brian) m3.Buzzcity Talking m4.Crowded Room m5.The Rhythmm 6.Are You Receiving Me? m7.Red m8.Beatown m9.Life Is Good in the Greenhouse m10.Jumping in Gomorrah m11.My Weapon m12.Super-Tuff m13.I Am the Audience

---English Settlement
  14曲で72分だってさ。・・・長っ!!
  このアルバムを聴いていると彼らが『ポップ職人』と言われる理由がなんとなく解る。
  曲調はあくまでポップ。でも創り込まれてる。ラフなバンドサウンドのようで、そのラフに見える感じすらも創られている感がある。

  ところで、この人達の音源はいつも『一般受けしない、一般受けしない』と言われているのは何故なんでしょね?
  こんなにカッコイイのに・・・。この音源にケチつける奴がいたら、そいつぜってぇアホだよ?保障してもいい、そいつはアホだ。
  英語が嫌いとか言う台詞については問題外としてです。

  めぇ〜ちゃくちゃ聴き易いっつーの。
  長くてダレルっつーんだったら、なんかしながら聴け。HPの更新でも、ゲームのBGMをかき消してでも、何でも良い。
  ゆったりと聴いてみるがいい。この良さが解らないのは、人生を5兆回くらい、損してるね。

  このアルバムも、聴いてみると何気に全曲かっこええ。
  なかでもIt's Nearly Africaはアルバム内ではかなり浮いたアレンジで、耳を引く。
  ゆったりと聴くに耳心地の大変よろしい一枚。昼寝のお供なんかにもいいかめよ?
  Knuckle Downなんかは、ひじょーに平和な気分になれる。ヨカヨカ。

  打ち込みの具合とBメロ、サビのメロディがスンゴイお薦めなFly on the Wallも是非聴いていただきたい。
  マジで聴いてくれ。コレはヤバイッ!!下手したら一曲一曲感想を描いてしまいそうだよ・・・
  カッコイイという言葉を何度うっても打ちたらんっ!!!(涙ッ)

m1.Runaways m2.Ball and Chain m3.Senses Working Overtime m4.Jason and the Argonauts m5.No Thugs in Our House m6.Yacht Dance m7.All of a Sudden (It's Too Late) m8.Melt the Guns m9.Leisure m10.It's Nearly Africa m11.Knuckle Down m12.Fly on the Wall m13.Down in the Cockpit m14.English Roundbout m15.Snowman

---Rag & Bone Buffet
  レアトラック集なんだそうな。流石集めに集めただけあって、全部で24曲、時間は75分。長いっ!!
  だけどもまぁ、時間の長さはそこまで気になるもんでもなく、普通に一枚のアルバムとしてかっこいいのですわよ。

  根っこはパンクだけど、音楽は相変わらずポップス。聴けば聴くほどポップスだと思うけど、なんていうか……普通にヒットチャートなんかで流れてるようなポップスには絶対にないものがある。
  彼らの評価のされ方から言って『ひねくれてる』って事なんだろうけど、ひねくれててもここまでポップスの音楽として素晴らしいものならばもはや立派な芸術だと思う。むしろ芸術以外の何物でもないんじゃないかな?
  っていうか、普通にやっててこのひねくれ具合で、さも当然って感じで音源になってるというこの具合がまたなんとも言えずいいじゃないか……っ!!
  マニアック具合が見え隠れするんじゃなくて、天然でマニアック。その威風堂々っぷりがまたなんとも……(笑)

  2004年現在、こんだけ素敵にひねくれた音楽を創ってるバンドさんて、メジャーじゃ活動してないんですよねぇ〜……インディだと居るんだけどさ。メジャーでも居ないとは言わないけど、少なくてもメジャーのフィールドでは平沢進さんくらいしか思い浮かばん。
  もっとこういう素敵にひねくれたバンドさんが表面に現れてくれると面白いのになぁ〜……。XTCの音楽って、そういう点じゃテキストにすらなりえると思うよ。

  最初にも書いたんですけどね、ホントにこれ寄せ集め作品に聴こえないんですよ。普通に一枚のオリジナルアルバムとして聴ける。
  しかもコレが……マジで好いんだ。もぉ〜惚れ惚れするって言うか、なんていうか。
  惚れ惚れって言うのは大袈裟かもしれないけど、耳心地がいいのは確かで、じっくりと聞き込まずにBGMとして流しているだけども心のどこかに残るのですよ。大好きな一枚ですわ。

m1.Extrovert m2.Ten Feet Tall m3.Mermaid Smiled m4.Too Many Cooks In The Kitchen m5.Respectable Street m6.Looking For Footprints m7.Over Rusty Water m8.Heaven Is Paved m9.The World Is Full Of Angry Young Men m10.Punch And Judy m11.Thanks Yor Christmas m12.Tissue Tiger (The Argurs) m13.I Need Protection m14.Another Satellite m15.Strange Tales, Strange Tailes m16.Officer Blue m17.Scissor Man m18.Cockpit Dance Mixture m19.Pulsing Pulsing m20.Happy Families m21.Countdown to Christmas Party m22.Blame The Weather m23.Take This Town m24. History Of Rock'n Roll

---Oranges & Lemons
  極上のポップは極上の心地よさを持つね。世間で言う『癒し系』な音楽とは全然異なるのに、どこか癒されるよ。
  って言うか傑作だよ傑作。これはマジでいいアルバムだよ。もぉ〜皆々様が褒め千切るのも頷けるね。っていうかこれを傑作だと思わない輩は音楽を愛でる心がないね。(笑)
  ……ま、人様の趣味嗜好をいちいちどーこー言えるほど偉かないんだけどさ。それでもこんないいアルバムが琴線に引っかからない方々は人生を7兆回くらい損してると思われるね。

  ロックなアルバムではないんだよね、決して。非常にポップ。どこまでもポップ。ポップで聴きやすい。けど、どこか捻くれた創りをしてて真っ直ぐではない。そこがまた凄く素敵。
  どこか捻くれているとは思うけど、実は凄く素直な作品だと思う。純、と言ってもいいかもしれない。自分たちの考えに芯が一本通っているから、傍から見ると捻くれてるだの何だのと見えるだけなのかもしれない。
  そういう風に考えると、真っ直ぐでキレイな音楽をしている素晴らしい人たちなのだと思える。すげぇカッコいいよ。職人って言われるのも解るね。むしろ職人だよ。

  どの曲も非常にお気に入りですが、やはり一等心に残るのが3曲目の『King For A Day』。この曲がまた、すんげぇすんばらすぃく好いんだよ。
  なんて表現して好いのか解らないんだけど、凄く軽快なんだけど、馬鹿みたいな軽さじゃなくて、地に足が着いた軽さ。……って言うと解りやすい?
  空を飛んでいきそうな軽さじゃなくて、歩き出せそうな、前を向いて歩くわけじゃないんだけど『さぁ、やってみるか』みたいな気分にさせてくれる。
  アルバム全体でそんな気分にさせてくれる感があるけど、特にこの曲がそんな気分にさせてくれる。すげぇ好きなんだわ、このアルバム。

m1.Garden Of Earthly Delights m2.The Mayor Of Simpleton m3.King For A Day m4.Here Comes President m5.The Loving m6.Poor Skeleton m7.One Of The Millions m8.Scarecrow People m9.Merely A Man m10.Cynical Days m11.Across This Antheap m12.Hold Me My Daddy m13.Pink Thing m14.Miniature Sun m15.Chalkhills And Children

---APPLE VENUS VOLUME1
  ……綺麗。ただ一言、この言葉だけが最も似合う作品。これはもう冗談抜きで超一級の芸術品だね。これを芸術といわずして何と言う。
  丁寧に一つ一つ創り込まれて出来た作品の繊細さよ。この仕事っぷりは正に云わずもかなな職人技だね。

  雫の落ちる音に徐々に絡んでいく幾つものストリングス音で始まりを告げるリヴァー・オブ・オーキッズに始まるを告げて物語の幕が上がる。
  絡むのはストリングスだけじゃなくてボーカルや吹奏楽器などのさまざまな音が複雑に絡む。それがまた気持ち悪いくらいにカッコ好いでやんの。
  もぉ〜アルバムのトップを飾るのはこれしかないってくらいの痺れさせ具合で参るね。……カッコ好い。
  そんな一種ゾッとするくらいに痺れるようなカッコ好い音楽が11曲、休む暇も無く続く。もぉ〜脳内麻薬は出っ放しで中毒せずには居られなくなる。
  このアルバムのカッコ好さはただカッコ好いだけじゃなくて、その中に在るこだわりや表現の仕方が、唯一無二だからなんだと思うよ。

  全体的にアコースティックな楽器を取り扱っていて、それがなんだかとっても手作りな、アナログな温か味を感じさせてくれてとても好き。
  ガシガシと攻め立てるのではなくて、木造建築のリビングでキャンドルを照らしたような明るさと、人の、樹のぬくもりを感じさせる。
  自然に生きた音たちが、自然のメロディを奏でてくれる心地よさが、たまらなく好き。

m1.RIVER OF ORCHIDS m2.I'D LIKE THAT m3.EASTER THEATER m4.KNIGHTS IN SHINING KARMA m5.FRIVOLOUS TONIGHT m6.GREEN MAN m7.YOUR DICTIONARY m8.FRUIT NUT m9.I CAN'T OWN HER m10.HARVEST FESTIVAL m11.THE LAST BALLOON

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