満月衛星。-音 洋-def 満月衛星。  音 洋 - def

index D  DISTURBED  DROWNING POOL

indez E  econoline crush  the exies

indez F  Filter

DISTURBED
音源  THE SICKNESS  BELIEVE

---THE SICKNESS
  シックネスというタイトルが示すとおり、ナンダカとっても病的な雰囲気が漂ってる気がするアルバム。
  こんな化けもんみたいにかっちょええアルバムがデビュー作だというんだから、世の中どーかしてる。ヘヴィーにロックでメロディは飽くまでキレイで、かつ聴き易い。
  ポップなのではなく、メロディが耳に馴染みやすい。そーゆー意味での聴きやすさがある。
  重苦しい演奏に病的な雰囲気を持たせってるんだけど、それが決して重いだけなならずに音楽としてかっこいいものになるんだから、すごいと思うよ。

  演奏のかっこよさも光る作品だと思うけど、やっぱりボーカルがかっこいいのですよ。歌って好し、シャウトして好し。
  そうなんですよ、この人のボーカル、マジで歌ってもかっこいいし、シャウトしてもカッコ好いんですっ!!
  マジで魂こもってて、もぉ〜、呪われますぜ?(爆笑) いやでも、呪詛に聴こえそうなくらい何かがあるんですよ、この人のボーカル。
  惹かれる人はそこに惹かれる。引く人は、そこで引く。

  ティアーズ・フォー・フィアーズの名曲『SHOUT』をカバーしてるんだが、これがまたかっこいいんだっ!!
  他の曲もかっこよくて好きなんだが、どーしてもこの曲に心奪われてしまうんですよ。お解り頂けます?ワトソン君。
  ハードに重く、心を鷲掴んで離さない。どーにもこーにもこのバンドとこのアルバムはかっこいい。降参。

m1.VOICES m2.THE GAMES m3.STUPIFY m4.DOWN WITH THE SICKNESS m5.VIOLENCE FETISH m6.FEAR m7.NUMB m8.WANT m9.CONFLICT m10.SHOUT2000 m11.DROPPIN' PLATES m12.MEANING OF LIFE

---BELIEVE
  2ndアルバムですが、相も変わらずといっていいくらいの貫禄が見え隠れしていそうな雰囲気の漂う作品であります。
  ホントにもぉ〜・・・素敵過ぎるシャウトと呪詛のように歌う歌声が、重すぎるくらいの音にちょうどいいバランスで舞っています。
  なんていうか、このバンドのこのサウンドだから栄える歌声です。

  どんなアルバムでも『引っ張っていく曲』というのがあると思うのですよ。まぁいってしまえば、アルバムの顔になるような曲ですね。
  前回で言えば『SHOUT2000』であったと思います。勿論、他の局もかっこいいというのは言うまでも無いわけですが。
  今回は1曲目の『PRAYER』がまさにそれで、そんでまたこの曲がえ〜〜〜〜〜〜〜らいカッコ好いんですわ。なきますぜ?
  CDエクストラにPVがくっ付いてて感無量ですわ。まぁいっちゃなんですが、演技がちょっぴりしょぼいのはこの際目を瞑ります。
  それに目を瞑っても有り余るくらいの曲のかっこ好さと、曲の雰囲気は伝わってくるのです。

  1曲目の『PRAYER』に引っ張られていると書きましたが、他の曲を惰性で聴いてるわけではないですよ?
  まぁ全くそんな事は無いと胸を張って言えるわけでもありませんが。(笑)
  でも少なくとも、私はこの下から灰色の空を見上げるようなアルバムが大好き。

m1.PRAYER m2.LIBERATE m3.AWAKEN m4.BELIEVE m5.REMEMBER m6.INTOXICATION m8.MISTRESS m9.BREATHE m10.BOUND m11.DEVOUR m12.DARKNESS

DROWNING POOL
音源  SINNER

---SINNER
  WWFに曲が起用されたりして注目を集めたバンドさん。
  2001年に発売された音源ですが、この頃と言えば、先にあげたWWFの人気が出てきたり、リンプ・ビズキットがアルバムをヒットさせたりといった豊穣の雨により雨後の筍みたいにヘビーロックなバンドさんがにょきにょきにょきにょきと出てきまくった頃でしたね。……懐かし。このバンドさんもそんなある種のブームに乗っかって出てきた人達です。
  んでもってボーカリストのデイヴ氏の残した唯一のアルバムです。……なかなかに素敵にカッコいいボーカリストさんだっただけに、勿体無い事この上ありませんですよ。

  んな感じで感想ですが、スキッリしてます。ヘビーロックの分際で。おまけにキャッチーです。ポップではありません、でもキャッチーです。ヘビーロックの分際で。曲がそんなに長くない所為でしょうか、胃にもたれません。意外と胃に優しいです。ヘビーロックの分際で。
  でもやっぱりギターはヘビーだし、ボーカルは1曲1シャウトくらいの勢いで素晴らしいシャウトを聴かせてくれます。いやこの人のボーカルがマジでかっけぇんだ。
  つま先から頭の先から体全体を使ってシャウトするような叫びがまたなんとも……ッ!!そもそもからしてシャウトして歌ってるイメージがもやはあるよ。いや、シャウトしないで歌ってる曲ももちろんあるんだけど、『デイヴのボーカル=シャウト』みたいな(笑)
  バックで支える楽器も血沸き肉踊るような音を聴かせてくれるよ。そーゆー観点から言うと、ノリ易いっていうのも、このバンドのよさなのではなかろうか……なんて偉そうな事を行ってみたりして。

  でもでも、実際アルバム全体を通して捨て曲なしでカッコいいのですよ。んなもんだからとても好きなアルバム。ヘビーロックが好きならば是非とも触れていただきたい。かっこいい名盤だと思うよ。
  何でこんなにシャウトしてるのにちゃんと歌になってんだろう……。昨今感じるちょいとした疑問である。やはり支えているバックがしっかりしているからであろうかね?
  あ〜あ、や〜っぱり勿体無いボーカリストさんだったなぁ〜……。これからだって時だったのに。なんにしても、ご冥福をお祈りいたします。アーメン。

m1.SINNER m2.BODIES m3.TEAR AWAY m4.ALL OVER ME m5.REMIND m6.PITY m7.MUTE m8.I AM m9.FOLLOW m10.TOLD YOU SO m11.SERMON

econoline crush
音源  the devil youknow

---the devil you know
  随分昔に出たアルバムを随分昔に買ったんですが、最近聴いてもやっぱりカッコ好い。いい音楽ってのは10年くらいじゃ廃れないからいいね。
  んなわけで、econoline crushさんのアルバムです。詳しい事はよく知りませんが、なんかカナダの方のバンドさんらしいですよ。
  カナダといえばハーレム・スキャーレムだのニッケルバックだのとメロディラインのキレイなバンドさんが揃ってますが、このeconoline crushもご他聞にもれずキレイなメロディでいらっしゃいます。

  基本的にはバンドサウンドに打ち込みを乗せるタイプで、まぁ解りやすく言えばインダストリアルですわな。
  ナイン・インチ・ネイルズほどのハードコア感は無くて、どちらかと言えば日本人好みしそうなメロディラインとノリの好さが売りだと思うよ。実際私はこーゆー曲調が大好きだ。

  ハードコアな打ち込みを曲に絡ませてきますが、根っこはやっぱりロックなんですよね、なんだかんだ言って。
  『have't gone away』なんかは全面にバンドサウンドを押し出していてほとんど打ち込みがない。っていうかあるの?その癖やっぱりなんかカッコ好いのですよ。
  それとは逆に『home』や『burnt』なんかはゴリゴリとした打ち込みをバッキバキに使ってきますが、やっぱりこちらも、なんか好い。
  どちらにしても耳を引くのですよ。メロディのよさが光るのか、アレンジの好さが光るのか、曲のバランスの好さが光るのか、全部光っているのかは判断しかねますが。
  兎にも角にもすげぇ好き。このアルバムはものすげぇ好き。アルバム通して捨て曲なしでどれもがお薦め、って言うかこのアルバムが、お薦め。

m1.surefire m2.sparkle and shine m3.deeper m4.hollowman m5.home m6.the devil you know m7.all that you are [×3] m8.burnt m9.have'nt gone away m10.elegant m11.razorblades and bandaides m12.home [remix](bonus) m13.wicked (bonus)

the exies
音源  inertia  HEAD FOR THE DOOR

---inertia
  ライク・ニルバーナやれ、ポスト・レッチリやれ色々と言われてたっぽいthe exiesの2002年発売の1stアルバム。
  でも聴く感じだとニルバーナよりも曲調は明るいし、レッチリほど汗臭くも無い。(褒め言葉) 強いて言うならそのちょうど中間に居る感じ。
  一応言って置きますが、私はニルバーナの重い(暗いっぽい)のも、レッチリの汗臭いのも(褒め言葉)大好きです。

  パワーポップとか、パワーロック、とでも言えばいいんですかね?どーゆー物言いが一番よく伝わるのかは解りませんが、強いて言うならこれが一番近いと思われます。
  ヘビーロックほど重くないし、ロックだけど聴きやすい。パンクっぽいノリもあるけど、パンクではない。メロコア・・・と呼ぶようなものとも違う。
  どれとも言えないんですけど、どれにでもなれそうな曲達。全曲がそんな絶妙なラインでスピーカーから存在感をあらわにします。
  曲のアレンジの匙加減がサイコーにいい塩梅なのです。

  曲の端々にUKサウンドっぽいものを感じてて、ヨーロッパ出身か?と思ってライナーノーツを読んだところ、LAで結成されてました。
  でも影響されてるのはやっぱりUKものだったらしくて、その辺がちょっと嬉しかったりして・・・。
  UK色の在るアメリカサウンドって言うのがとてもいい塩梅です。しかもその曲が見事に私のつぼに来るところだけを摘み取っているかのようで・・・(笑)
  まぁ実際、匙加減の好さっていうのはその辺にもあるんじゃないか、と勝手に思ってるんですが、どーだろう?

  CD-EXTRAとして一曲目の「MY GODDESS」のプロもが見れちゃうんですが、これがまたえ〜らい金がかかってそうなプロモで・・・。ヴァージンレコードの力の入れ具合がうかがえる物でした。
  で、流石に金がかかってるのも手伝ってか、プロモもサイコーにイカしてます。

m1.MY GODDESS m2.WITHOUT m3.CAN'T RELATE m4.KICKOUT m5.NO SECRETS m6.INERTIA m7.CREEPER KAMIKAZE m8.CALM & COLLAPSED m9.LO-FI m10.IRREVERSIBLE m11.GENIUS m12.SUPERNATURAL [*] m13.CUT ME FREE [*]
CD-Extra MY GODDESS (THE VIDEO)
[*]:日本盤のみのボーナス・トラック

---HEAD FOR THE DOOR
  前作から二年しか経ってなかったのね。もっと長いこと出してなかったんだとばっかり想ったよ。
  でもまぁそれくらい私を長いことヤキモキさせてくれたバンドさんthe exiesのアルバムがついに出たのです。その間は何やらロングツアーをしてたらしいのですが、日本にはきやしねぇ。来てくれよっ!!ってな話ですわな。
  まぁそんなこと考えてる間に新しいアルバムが出たんだからよかったよ。あまりにも長いこと出てなかったから自然消滅したのか?とか真面目に不安になってました(笑)。いやぁ〜……大袈裟な迷惑妄想でしたわ。(爆)

  前作を聴いて『NIRVANA』に似てるといわれてどーにもしっくり来なかったんですが、今回は流石に解った。確かに音がNIRVANAに似てるっ!!すっげぇ似てる。全曲似てる訳でもなければ全くパクリって訳でもないけど、確かに影響されていることは前作よりもよく解る。嗚呼……確かにNIRVANAに影響を受けた音楽だ……と。
  いやぁ〜……でもこれがまた、カッコ好いんだからしょうがない。何なんだろうね、このカッコ好さは。ボーナストラックまでツボに入ったもんだからない更に始末に悪いカッコ好さだよ。……貶してる様に聴こえてるけど、素で褒め言葉だからね。
  ツルツルーっと聴けるのさ、アルバム自体は。その中に時々自分のドツボにはまる曲がさっくりとツボを突いてくる。緩急がしっかりしてる……っていうのとはまた違うかな。どちらかといえば、ライヴのノリに近いかもしれない。ノせる場所と聴かせる場所がしっかりしてるっていうんですかね?割とそんな感じ。
  SLINTERとか、HEY YOUだの、MY OPINIONだの、NORMALだのUNSPOKENだの……痺れるほどかっけぇぞ。

  前作は周りからの影響が強すぎて、アルバムは好きだけど、バンドの色っていうやつがあまり強く出なかったんじゃないでしょか。ライナーノーツにそんな感じのことが書いてあったよ。
  それに比べれば紺策は前作以上にthe exies色が出てるんだそうな。うむうむ、こういう素敵な色ならば私としては是非とも大歓迎ですよ。どんどんいい色にして行って頂きたい物です。後は艶と年季が入れば完璧ですな。
  そんな訳で、このアルバムがいたくかっこいい。なんとなく今まで以上に期待できてしまうアルバムなのですよ。CCCDっていうのが一点気に喰わない点だけど、それを差っ引いても十分に聴いて損がないアルバムだと想う。なんか知らんけど、えらくツボに入ったアルバム。機会があれば、是非とも聴いていただきたい。

m1.SLOW DRAIN m2.SPLINTER m3.UGLY m4.WHAT YOU DESERVE m5.HEY YOU m6.BAPTIZE ME m7.F.S.O.S. m8.MY OPINION m9.DEAR ENEMY m10.TIRED OF YOU m11.NORMAL m12.DON'T PUSH THE RIVER m13.UNSPOKEN m14.LIKE MINDED

Filter
音源  Title Of Record

Title Of Record
  元nine inch nailsのギタリストが一枚噛んでいるというのでインダストリアルメタルを期待して購入。
  ところがどっこい、実際は打ち込みは使ってはいるものの、メタルというよりは普通にバンドで普通にハードロックしてた。
  まぁそういう点では肩透かしを喰らった気がしなくもないが、なかなかどーして、これはこれでカッコ好いんだからなんとも言えん気分になるね。

  でね、このアルバムがまた、滅茶苦茶カッコ好いんですよ。いやマジで。何回でも言っちゃうけど、カッコ好いんですよ。
  なんとなくで言えば、NINがハードロックでマイルドかつメロディアスになったらきっとこんな感じなんだろうなぁ〜っていうのが、ちょうど具現化されてる。
  ほんとに、ハードに重たいサウンドをかましてくるのに律儀にもメロディアスで聴きやすいから、間口は広い。

  私的に気に入ってるのは言っちまえば全曲なんだけど、『Take A Picture』と『Cancer』。『Take〜』はハードなアルバムの中じゃ一番軽くて、マイルド。
  はっきり言えばアルバムの中で『浮いた』曲。でも逆にそれがアルバムにはいいクッションになっててとても好い。
  『Cancer』はミドルテンポで重々しくずっしりとした土台があって、その上をハードなサウンドとソフトなコーラスが這うという感じのちょっと気持ちのワルイ曲。
  その気持ちワルサがまた、テンションがいい塩梅で上がるのですよ。ハートを燃やしてくれるようなサウンドなのですよ!!

m1.Sand m2.Welcome To The Fold m3.Captain Bligh m4.It's Gonna Kill Me m5.The Best Things m6.Take A Picture m7.Skinny m8.I Will Lead You m9.Cancer m10.I'm Not The Only One m11.Miss Blue m12.Jurassitol [*] m13.(Can't You) Trip Like I Do [*]
[*] 日本盤ボーナストラック

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