満月衛星。-音 邦-ROUAGE 満月衛星。 音 邦 - ROUAGE

シングル 理想郷  QUEEN  insomnia  白い闇  月の素顔  ever[blue]  冷たい太陽  angel-fishの涙  endless loop  深空  胸に降る雨、胸に咲く花。  瞳をあけてみるゆめ  月のながめかた  肌色。

アルバム  BIBLE  MIND  CHILDREN  312604806  SOUP  カルチャー  プロトカルチャー1999.05.08.日本武道館  Lab  SingleCollection  NK

--- 理想郷
  インディーズで出したシングル。
  インディーズ作品なのに12stringsとか言う金の掛かりそうな楽器を使ってる。
  ・・・どっから手に入れて来たんだろね?レンタルだろうか?

  さて、そんなことはさて置き、曲ですよ、曲。
  理想郷は後のベストアルバム『カルチャー』でアコースティックヴァージョンで再登場しています。
  どっちが良いかと効かれりゃ、どっちも良いとしか答えようがありませんが、ま、お聴き比べあれ。

  改めて聴きなおしてるんですけど、やっぱりカッコいいですね、これ。
  確かに詩やアレンジに関して言えば少々古さを感じずに入られませんが、それを込みにしても十分にカッコいいと思います。
  独自の空間が出来てるって言うのかね?

  三曲入って3つとも曲の感じがバラけてるから聴いてて特に飽きはきにくい。

m1.理想郷 m2.発情期 m3.Mist of Tears

--- QUEEN
  デビューシングルにしてROUEGEの代表曲。
  でもこのアレンジが聴けるのはこのシングルだけと言う、ある意味物凄い一枚(笑)

  QUEENはAメロのドラムアレンジが好き。タムの『トントコトコトコ』ってやつ。
  イルミナの『忘れないで』のAメロも確かそんな感じだったはず。

  お互いが消えることで、許しあえる、わかりあえる。そんな切ない歌詞。大好きだ。

  Original sinはアルバムとはごっそりアレンジが変わってビックリ。
  このアレンジで聴いてると、なんだかホントに断罪されそうな気分になってくる。
  ・・・チと大げさか?
  オルガン、ピアノがバリバリに効いていてバンド物にこういう絡みで来るのは正直面白いと思う。

m1.QUEEN m2.Original sin

--- insomnia
  この曲でMステに出たことがあるらしい。是非とも観たかった。
  insomniaのギターがアレンジがとてつもなくツボです。
  2コーラス目のアルペジオも好きですが、バッキングのザクザクと切り刻む感じ。
  多分利華さんのギターでしょう。これがまたえらくカッコいいのです。

  Pa・ra・no・i・aはインディーズアルバムからのリアレンジバージョン。
  歌詞も一部変わっている。演奏が格段と巧くなっているので、こちらの方が安心して聴ける。

m1.insomnia m2.Pa・ra・no・i・a

---白い闇
  白い闇・・・雪を表現してるんですね、この言葉。それも、深々と静かに降る雪。
  夢枕獏さんの小説を読んで始めてその事に気付きました。
  曲自体はとってもポップ。如何にもシングルな感じで聴きやすい。
  詩の表現がとてもキレイなので機会があれば触れてみてください。
  飼い猫様のサイト『トラスタジア』で歌詞が見られます。お暇でしたら探してみてくださいませ。

  カーニバルはどちらかと言えば雰囲気で言えばpa・ra・no・i・aとか、そっちの方に雰囲気が似てる。
  この曲、好きです。いや、何が良いっていわれりゃ答えにくいのが事実なんですが・・・なんでしょ?
  ず〜んと重く、激しいんだけど、決して暴れるわけではない。痛くて泣き出しそうな雰囲気。
  狭い所から広い所へ出るような・・・A、Bメロからサビへの盛り上げ方がとて好き。

  この曲のサビはサイコーにカッコいいので大好きだ。

m1.白い闇 m2.カーニバル

---月の素顔
  アルバムと発売日を同じくしてドロップされたシングル。
  だがしかし侮る事なかれ。アレンジはバッチリ変わっているので、別曲・・・とまでは行かなくとも気分を変えて聴ける。
  こっちはどっちかっていうとライヴサウンドを重んじているように聴こえる。
  ライヴで演奏してる感じが目に浮かぶのでこのアレンジは好きだ。

  で、蜃気楼ッスよ、蜃気楼!!
  どっちかっつーとこっちをA面にして月の素顔をB面にした方が良かったんじゃないかってな位、この曲カッコええぞっ!!

  一番初めのジャズっぽい感じっから入って一気に盛り上げてってくれるの。
  でも曲の雰囲気はcry for the moonと何気に似てる。
  ライヴでやりたがらなかったのもその辺が起因しているのではないだろうか、と勝手に邪推している。

  でも何だ。この全体を通してジャズテイストなベースとドラムに、ロックなギターとボーカルが乗っかって此処までいい曲になるものなんだから、是非ともライブでやっていただきたかった。
  バックに流れる打ち込みも何気にいい味を出している。
  こう言うさり気無い打ち込みが何気に曲の雰囲気をさらに良くしてる気がする。

m1.月の素顔 m2.蜃気楼

---ever[blue]
  この曲の何が好きかって言えば、間奏が好きです。
  オモチャのチープな爆発音が入って、〆にガラスの割れる音。
  このアレンジあってこそなのに・・・アルバムだと入ってないのですよ。この二つ。
  代わりの音が入っているのですが、それもまた良いなぁ〜とか思っているのですが、むむむむむ・・・です。

  華の生命はオーケストラが入ってエラク壮大な雰囲気をかもし出している。
  一至さんが作曲するROUAGEの曲は極端で、とてつもなく壮大か、または痛いくらいに狭い所に閉じこもっている。この曲は前者。
  間奏とサビ以外にはギターもドラムも入ってないんだから、なんとバンド泣かせな曲でしょう(笑)
  でも、ライヴじゃ何回かやったみたいね。・・・聴きたかった。

m1.ever[blue] m2.華の生命

---冷たい太陽
  何気にドラムの手数が多いぞ、冷たい太陽。パターンが巧みに変化している。
  実はそこがこの曲のこの曲で居られる所以だろうと勝手に思わせていただくことにする。
  この曲もドラムが大変ステキ。是非とも注目いただきたい。

  Cry for the moon、ファンクションはpa・ra・no・i・a以来のインディからのリテイク。
  どちらも演奏が巧くなっていて安心して聴ける。

  Cry〜は語るに尽きますな。QUEENとこの曲を語らずしてROUAGEの何を語れ?というものですわ。
  いい曲です、『ないものねだり』。でもやっぱり、心を閉ざして僕を閉ざしてしまえば答えは途切れてしまいますよ。
  何処までもないものをねだる曲です。

  ・・・そう考えたら一至さん意外が下手に唄ったらぶん殴りたくなる内容なんだろうな、この歌詞。(笑)

  ファンクションは、はじめて聴いた時、何がなんだかよく解らなかった。
  いやだって、1分で終わっちゃうんだもん。歌詞も叫ぶだけだし。
  この曲はライヴでこそ良さを発揮できる曲でしょうな。

m1.冷たい太陽 m2.Cry for the moon m3.ファンクション

---angel-fishの涙
  ベストアルバム『カルチャー』を買ってしまえば2曲とも入っているので、意味を成しえなくなってしまうという悲しいシングル。

  では、何処に注目すべきかといえば・・・ジャケットでございます。
  しかも裏ジャケです。此処がこのシングルのミソでしょう。
  ・・・メンバーがカッコいいんだ・・・特に利華さん、祥之さんがツボでございます。
  正直言うと、私はこの二人に釣られてこのシングルを購入いたしました。ハイ。(笑)

  もう一つ言えばこの曲のPVはファンの間の腐女子の皆様方を狂わせたらしい。
  萌狂いだったのかは不明だが、男の私は『括弧 苦笑い 括弧閉じ』・・・な感じだった。

m1.angel-fishの涙 m2.ego×∞「エゴノカタマリカタマリノエゴ」remix

---endless loop
  アニメ『LEGEND OF BASARA』のオープニングテーマでした。
  アニメのサントラには少女漫画チックになったメンバーが・・・これはこれで結構笑わせていただきました。
  悪気はなくとも苦笑いせずに入られない感じ。
  歌詞の方は一至さん原作を観て描いたみたいですね。ラジオで原作読んだみたいなこと言ってましたよ。

  前奏のオーケストラとの絡みやバックにさり気なく流れるキーボードがいい感じにバンドの音と絡みます。
  流れ自体は今までの流れを汲んでるけど、アレンジに注目すると、意外に新しいことを多々入れている。
  ポップで大変聴きやすく、とてもいい塩梅。

  で、『ねがい』ですよ。
  なんでこの曲ベストに入らなかったんだろうね?ライヴでやらなかったからかな?
  絶対に勿体無いと思うのに・・・。いや私一人がそんなん思っても仕方がないのですが。

  歌詞がとてつもなく綺麗。祥之さんの持ってきたトラックに一至さんの歌詞が綺麗に載っかっている。
  冬の詩、空は冷く、地面のアスファルトは黒い。
  でも、詩は果敢無くてもあたたかく、空はやさしくあかるい。そして雪は純粋に白い。

m1.endless loop m2.ねがい

---深空
  優しい痛みってのはきっとこんな歌詞の事を言うんでしょうね。歌詞が大好きなんです。
  もぉ〜、此処に全部歌詞を載っけて一人で絶唱したいくらいですが、しません。
  昇るブタはアルバムとは別アレンジ。どっちがリミックスでどっちがオリジナルかは解らんが、特に気にするでもなくカッコよく聴ける。
  打ち込みと叫び具合がナイン・インチ・ネイルズを髣髴とさせる。
  最後はばっさりと終わり、なんともいえない気分になる。

---胸に降る雨、胸に咲く花。
  曲の一気にグランジになった。ROUAGEらしい裏切り方をしていると思う。
  曲自体は7分近くあるが、長さを全然感じさせない。ミドルテンポで歩くのにちょうどいい。

  この辺りから一至さんの歌詞の雰囲気が変わる。
  『言葉』に非常に気を使い、『区切る』という事にも意識が飛び始めている。
  そういう気の使い方がはっきりと出ている一枚。

  ミドルテンポで力強い『胸、胸。』ロックンロールサウンドでゴリゴリと攻め立てる『進化論。』、浮遊感漂う『うわのそら(remix)』とバラエティに富んだ一枚。
  個人的には全曲お薦めだが、『視界/。』の雰囲気がたまらなく好き。
  短い曲にこれだけ痛みが詰め込まれてるってのが凄い。因みに、ドラムとボーカル以外全部打ち込み。

m1.胸に降る雨、胸に咲く花。 m2.視界/。 m3.進化論。 m4.うわのそら(remix)

---瞳をあけてみるゆめ
  リミックス以外の2曲は無事にアルバムに収録されているという、なんともお買い得感のないシングル。
  確か三ヶ月連続リリースの第一弾だった・・・筈。

  エレキとアコギでザクザクと切り刻むギターアレンジが大好きです。
  はっきり言う。私ぁそういうアレンジに弱いっ!!ことROUAGEに関してのみ言えば、弱いなんてモンじゃない。
  利華さんのザクザクギターを愛して止まない。祥之さんのドラムといい、何気にツボを突かれまくった一曲でした。

  PVもドツボに入ったのは言うまでもない。

  『ブレストファイヤー』ではない。『ブレストファイア』である。ベースの低音が栄える一曲。
  ボーカルが妙に色っぽく、ちょっとドキドキする(笑)

  リミックスの望遠鏡はポップでキャッチー。
  ンでもってやっぱりどこかナイン・インチ・ネイルズくさい。
  きっと奴等がポップ路線に切り替えたら(ありえないけど)、こんな感じになるんだろうなぁ〜とか一人思ったりする。
  サビと間奏の『みょみょみょみょ』唸ってる打ち込みが好き。

m1.瞳をあけてみるゆめ m2.ブレストファイア m3.望遠鏡(remix)

---月のながめかた
  じっくりと聴かせる曲ばっかりが3曲入ってる。
  ROUAGEのシングルの中でもお薦め具合だけで言えば一番お薦めしたい。太鼓判でも印鑑でも何でも捺印してもいいくらいだ。

  叫びたい。叫んでも叫び足りないだろうが叫びたい。
  聴け、聴きやがれ。いいから聴け。文句言う前に聴け。と。
  ブックオフで100円くらいで買って、詰まらなければ捨てるなり売るないすればいい。
  騙されないから一度は聴いていただきたい。これだけでいいから聴いていただきたい。

  『ピーターパンのしっぽ』が大好きです。何がいいってやっぱり歌詞と、ドラムアレンジ。
  文句をつけろという方が私には無理。何回でも聴けるし、飽きは来ない。

  『桜花、繚乱。』の歌詞も好き。
  表現方法、詩の内容、雰囲気、どれもが曲と合っていてイメージが頭の中に浮かんでくる。
  切ないけど、優しくなれる。痛いくらいに癒される。
  そんな『瞳をあけてみるゆめ』のアンサーソング。
  ラストのギターのエフェクトもたまらなく好き。

m1.月のながめかた m2.ピーターパンのしっぽ m3.桜花、繚乱。

---肌色。
  ラストシングル。『ぐるない』のエンディングテーマだったらしい。ラストシングルがこんなゴールデンのタイアップとは・・・切ないね。
  ギターのアレンジが好きです。バッキングも好きだけど、おかず的要素で入ってる方。あっちのが好き。
  後はサビのコーラスとハモリ。これも好き。

  自称、イラナイコドモ(リミックス)はギターとボーカル以外はぜんぇ〜んぶぶった切られてる。
  元が何処にも見当たらない。辛うじてドラムがあるかないか・・・といった所。
  もはや別曲だがこれがまたいいんだ。
  エンジニアの新銅さん、いい仕事してらっしゃいます。

m1.肌色。 m2.ながれ、ぼし m3.自称、イラナイコドモ(remix)

---BIBLE
  メジャーデビューアルバム。曲自体はインディーズの頃からあった曲を詰め込んだみたい。
  聴きやすい曲ってのは実は少ないんじゃないかと思う。
  因みに聴きやすいなぁ〜と思うのはQUEEN、Jesus phobia、BIBLEくらいかな。

  Jesus phobiaは歌詞がいいのです。この曲の歌詞、人間臭くてサイコーよ?いやマジで。
  over flowはミドルテンポでキーボードの音も生えるんだけどギターもドラムもちゃんと自分を主張しているって言うステキな曲です。
  バッキバキに激しい人間・失格ではステキな悲鳴が聴ける。所々に出てくる『ゆわんゆわん』言わせてるアレがステキに好き。
  BIBLEは一至さん作曲で何処までも透明で綺麗な曲。チャイムが曲にとてつもなく栄えていて、私は大好きだ。

  全体的には『透明』な匂いを感じます。
  白くて透明だったり、黒くて透明だったりとその辺はバラエティに富んでますが、全体を通すとやっぱり何処までも透明です。
  over flowみたいなドロッとした曲でも何故か透明に感じる。重たい水の中にいるみたいな感じ。

m1.Original sin m2.QUEEN m3.沈黙 m4.over flow m5.Jesus phobia m6.VICE m7.from zephyr m8.人間・失格 m9.BIBLE m10.Promise m11.re-born

---MIND
  さなぎ、アネモネ、食物連鎖の3曲が大好きなんですよ、いきなりですが。
  特に食物連鎖が大好きです。ドスドスドスドスと腹に来るドラム、がりがりと掻き鳴らす重々しいギター。
  その上に乗っかる夢遊病患者のような一至さんの物言いと雄たけび・・・と全部がツボなんです。
  さなぎ、アネモネのようなポップで聴きやすいしっとりとした曲も好きですが、このアルバムでは食物連鎖が一等好きッス。

  飼い猫から不眠症への曲の流れ方が大変ステキです。大好き。
  曲の並び方に『おお〜』と唸らさせられるアルバムですよ。
  一曲一曲がそこそこ長い割にすんなりと聴けます。そういう意味でもいいアルバムなんだなぁ〜と今更ながらに思いますよ。

  発売が97年なんですが、このころに此処まで重いアルバムを創ってるバンドって、実は少ないんじゃないかな?
  そう考えてみると、ROUAGEってもしかしたら早すぎたバンドだったのかも…とか考えちゃいましたよ。
  皮膚の下〜や食物連鎖に顕著に現れてます。

  やっぱり月の素顔は名曲だと思う。ライヴで聴くならシングルバージョンだけど、音源として聴くならアルバムの方が好きだ。
  ROUAGEって凄いね。こういう曲を聴くたびに思うわけですよ。

m1.月蝕... m2.飼い猫 m3.不眠症-insomnia- m4.うわのそら m5.皮膚の下で逢いましょう m6.さなぎ m7.アネモネ m8.食物連鎖 m9.白い闇 m10.月の素顔 m11....月光

---CHILDREN
  名盤だぞぉ〜。
  捨て曲なんてもんは一切存在せず、アルバムの構成としても、曲単品でも何処でどうぶった切ってもスンバラスィ〜なアルバム。

  エゴ〜や蟻チョコ、菜食主義者〜なんつったグロイ曲もあるけど、全体を通してみればポップで非常に聴きやすい。
  駄菓子菓子、グロイ曲だがエゴ〜はカッコいいゾ。打ち込みとハードロックの見事なアンサンブル。ヤバイね。
  ドラムンベースっぽい曲を創りたかったらしいが、どー聴いても私にはインダストリアルメタルにしか聴こえん。
  まぁその辺は、私がろくすっぽドラムンベースの曲を聴いた事がないからなんだろうか。
  『望遠鏡』ってリミックスの打ち込みバリバリ感が強すぎちゃってなんですが、オリジナルの方も結構打ち込み多用してるんですね。今更気付いたよ(笑)

  澄んだ水の中で小さくなっているような『時間軸上のアリア』、切なくなる歌詞が何処までも痛く優しい『プラネタリウム』、空虚な雰囲気が漂う『空蝉』が特に好き。

  で、空蝉ですよ、空蝉。この曲もまた滅茶苦茶カッコいいんだわ。もぉ〜このアルバムの中で一等すきなんです!!
  ドラムの手数の多さ、Bメロのギターのアルペジオとサビのステレオ効果で左右交互にならされるバッキングとその上で踊るメロディックなギター!!そして一至さんが詩に乗せて唄う事によって広がりを見せる世界!!
  どれをとってもサイコーです!サイコーなんです!!サイコーすぎです!!!
  ホントに・・・夏の終わりを知らせるような、アルバムの〆にはピッタリの、そんなサイコーの曲なのですよ。ハイ。

  言葉にはし難いんだが、実に好きなアルバムなんだわ、これが。

m1.時間軸上のアリア m2.ever[blue] m3.エゴノカタマリカタマリノエゴ m4.『密室』は情熱の部屋 m5.プラネタリウム m6.蟻とチョコレート m7.菜食主義者の肉食動物 m8.冷たい太陽 m9.望遠鏡 m10.空蝉

---312604806
  インディーズで出した音源からのリミックスベストとのことだがインディーズで出したアルバム『ROUAGE』と収録曲は大して変わらない。
  で、ストレートな感想を言えば、『ペライ』。なんだか音がとってもペライ。
  Pa・ra・no・i・aなんかは重々しくて好きだが他はどーにもペライ印象を拭えない。

  二回目の武道館で『めざめのうたげ』なんかは演奏されてカッコよく感じていたから、やっぱり元はいいのだろう。
  それだけに、余計に勿体無く感じでしまう。
  一番最初に聴くのは絶対的にお薦めしないけど嵌ってからならどうぞな作品だと思う。

  そんな中でも『hide and seek』『めざめのうたげ』『Ark』なんかはわりと好き。
  因みに私のシリアルナンバーは011762

  ・・・ところで一つ疑問だが、『理想郷』は何時のアレンジだ?

m1.シ・ク・マ・レ・タ・ト・キ m2.Creation-審判- m3.Function m4.発情期 m5.hide and seek m6.erasure m7.Cry for the moon m8.めざめのうたげ m9.ark m10.理想郷

---SOUP
  素直な話、ROUAGEのアルバムは(インディーズ物は別として)どれも安心して聴ける方だと思う。
  これには八丁、色眼鏡がバリバリに尾ひれ背びれを加えているからなのだろうが、間違ってはいないと思っている。
  それはこのアルバムSOUPにも言える事。このアルバムには人間の匂いがしてとても好い。
  喜も怒も哀もあるし、体も心も循環するものもある。
  人間の綺麗な面も汚い面も全部見せ付けた上で、受け入れてくれる、浄化してくれる。そんなイメージ。

  ターンテーブルやテルミンという楽器が入ってる。弄ってるのは当然のように利華さん。
  何気に何でもこなすよね、利華さんって。

  どの曲もライヴで栄えそうで好いね。
  ハッピー〜、black box、Sink〜、プロトタイプ〜、ゆめ〜なんかは特に栄えるね。
  武道館のビデオを観ていて改めてそう思えたよ。カッチョイイのなんのって・・・

  で、Home sickですよ。好きです、この曲。
  3拍子『るんたった〜』のリズムに乗せてゆったりと流れるツインギター。
  これにまた一至さんの歌詞とボーカルがベストマッチしちゃうんだコレがっ!!
  浄化されて受け入れられる。マジでこの曲は『浄化』され、癒される。

  そのまま『ゆめはまたゆめ』に流れて新しい道を歩き出すわけですよ。
  違う言い方をすればこの曲は『昇華』されるといってもいいかもしれません。
  『浄化』されて『昇華』されるわけですな。・・・・・・綺麗に繋がってるねぇ〜。

m1.昇るブタ m2.endless loop m3.ハッピー、ピープル m4.angel-fishの涙 m5.深空 m6.black box m7.Sink...TANK m8.プロトタイプな凍えた雨と痂だらけの羊達 m9.Home sick m10.ゆめはまたゆめ

---カルチャー
  ベストアルバムにしては珍しいタイプだと思う。ファン投票だし、痒いところにゃ手が届きまくってるし。
  ここまで買い損をさせないベストというのは、買い手としてはやっぱり嬉しい限りなのですよ。
  単純に音源化されてないものが11曲。・・・これだけで普通にアルバムだしね。2枚組、全23曲(+シークレット)で3059円というお値段がイカスっ!!
  ROUAGEの取っ掛かりとしてこれほどまでに適したもんはないと思う。
  Disc1は普通にベストアルバムっぽい出来だと思う。深空までのシングルが入って、それに+αがくっついてくるっていうものになってる。
  で、この+αにリテイクされたもんが『色々』が含まれているわけですよ。
  私はやっぱりこの『色々』が好きだなぁ〜。ライヴテイクだったり、オーケストラだったり、ピアノインストだったりとマジで痒いとこ手ぇ届きすぎ。
  このアルバムでしか聴けない感があっていいよね。〆が月の素顔のオーケストラで、これまた好い締まり方をするんだっ!!

  Disc2はリミックスだったりアコースティックだったりと所謂ニューバージョンみたいなもので占められています。
  これがまたいいのよっ!!特に気に入っているのはプロトタイプ〜のリミックス。ヤバイッスよこれっ!!
  いい感じに気持ち悪い感が出てて『うにょうにょ』言ってるのが生々しくて好い。
  理想郷のアコースティックバージョンも空虚っていうか虚無っていうか、『何もない』ような感じを受けるのがとても好きさ。
  シークレットにゃQueenのライヴバージョンも入ってるし(しかもこれまたかっこいいでやんの)、ヤバ過ぎですわ。

Disc1 m1.Queen-piano instrumental- m2.ego×∞『エゴノカタマリカタマリノエゴ』remix m3.白い闇 m4.不眠症 m5.アネモネ m6.angel-fishの涙 m7.深空 m8.冷たい太陽 m9.ever[blue] m10.Cry for the moon-liveversion- m11.蜃気楼-a cappella version- m12.望遠鏡 m13.promise m14.飼い猫-remix version- m15.Pa・ra・no・i・a m16.endless loop m17.ゆめはまたゆめ m18.月の素顔-orchestra version-
Disc2 m1.時間軸上のアリア-orchestra version- m2.菜食主義者の肉食動物-remix version- m2.プロトタイプな凍えた雨と痂だらけの羊達-remix version- m3.蟻とチョコレート-remix version- m5.理想郷-acoustic version-

---プロトカルチャー1999.05.08.日本武道館
  本編のみが収録されたライヴアルバム。
  ベストアルバム『カルチャー』をドロップしてからのツアーだが選曲はアルバムSOUPからのものがほとんど。
  まぁぶっちゃけて言えば『これを買うんだったら金貯めてビデオの方を買え』と言うのが結構本音。
  ビデオの方ならドラムソロもMCもアンコールも全部入ってる。パッケージもブックレットが付いて中々素敵。

   m1.昇る豚 m2.エゴノカタマリカタマリノエゴ m3.black box m4.蟻とチョコレート m5.ハッピー、ピープル m6.皮膚の下で逢いましょう m7.アネモネ m8.深空 m9.飼い猫 m10.endless loop m11.Sink...TANK m12.Pa・ra・no・i・a m13.プロトタイプな凍えた雨と痂だらけの羊達 m14.ゆめはまたゆめ

---Lab
  ハードにロックなアルバム。サウンドはひたすらに重く、腹に響くの。
  是非とも重低音バリバリで聴いていただきたい。

  表現しにくいが今までのアルバムとは少し毛色が違う気がする。打ち込みがなくなった所為だろか?
  好いか悪いかって言えば、かっこいいので問題はない。どちらかと言えば男受けのよさそう。
  ジャケットのデザインが好き。CDは取り出しにくいしサイズも違うので使い勝手は悪いがデザインが好いので個人的には気になってなかったりする。
  でもやっぱり使い勝手は悪いから違うケースにCDは入れてる。ちょっと微妙な問題だ。

  ムーンサルトとすばらしき邪魔者の歌詞がこれまた大好きですツボです。ドツボです。
  何だろね?これまた表現が難しいんだっ!!適切な言葉がないんだけどこれだけは言える。カッコええ。
  曲に合わせて乗っかってくる声が心に響く、そんなアルバム。

m1.自称、イラナイコドモ m2.進化論。 m3.クロール/バタフライ m4.つきのながめかた m5.God bless you! m6.ブレストファイア m7.ムーンサルト m8.瞳をあけてみるゆめ m9.胸に降る雨、胸に咲く花。 m10.すばらしき邪魔者

---SINGLE COLLECTION
  特に言うこともなくそのまんまでございます。シングルいっぱいシングルコレクション。
  ただし、m13.のQueenだけは新録です。これがまたカッコイイから性質が悪い。
  ぶちゃけて言えばシングルを揃えている人間はこの曲目当てでのみ買うことになりますからな。
  もちろん私もそのクチですがな。

m1.Queen m2.insomnia m3.白い闇 m4.月の素顔-single version- m5.ever[blue] m6.冷たい太陽 m7.angle-fishの涙 m8.endless loop m9.深空 m10.胸に降る雨、胸に咲く花。 m11.瞳をあけてみるゆめ m12.月のながめかた m13.Queen(新録)

---NK
  ラストライヴの模様を収めたアルバム。
  このアルバムもぶっちゃけちゃえばDVDを買ったほうが全然好いと思うんですけどね・・・。
  でも何気にこのアルバム好きですわ。

  ハコの感じが出ててとてもよろしい。チープ感が出てるんですよ。ちょっと海賊版のような匂いがたまらなく好いのです。
  貶してる様ですが、滅茶苦茶誉めてますよ。・・・ホントだよ?

  もうちょっと言えば、元々ライヴを強く意識して創られたであろうLabをライヴでやってるわけですわ。
  ある意味で言えばライヴハウスがLab(実験室)で、ライヴはその公開実験みたいなもんですわな。
  Labを聴いて、このアルバムを聴いて、それで初めてその当時のROUAGEの世界は確立するもんなんじゃなかろうか・・・と言うのが私の考えだったりします。

  時間を置いて、改めてゆっくり聴きなおしたから、こんな考え方も出来たんだろうなぁ〜・・・
  時間って、優しいけど残酷だよね。過去を過去として処理しちゃうんだもの。大切なことなんだけどね。
  好い意味悪い意味全部ひっくるめてこのライヴアルバムはカッコイイと思ってます。大好きです。

Disc1 m1.瞳をあけてみるゆめ m2.クロール/バタフライ m3.自称、イラナイコドモ m4.God bless you! m5.black box m6.ブレストファイア m7.Sink...TANK m8.つきのながめかた m9.ピーターパンのしっぽ m10.桜花、繚乱。 m11.プロトタイプな凍えた雨と痂だらけの羊達 m12.進化論。 m13.ムーンサルト。 m14.胸に降る雨、胸に咲く花。 m15.すばらしき邪魔者
Disc2 m1.Queen m2.冷たい太陽 m3.Pa.ra.no.i.a m4.肌色。 m5.ファンクション

視聴できる曲はなかった。HMV-ROUAGE
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