満月衛星。-音 邦-Amika 満月衛星。  音 邦 - Amika

音源  ふたつのこころ  世界  揺れる光ない海の底  オレンジの匂い  自転車に乗って  90%  大きな月

---ふたつのこころ
  Amikaさんの記念すべきデビューシングルです。オールナイトニッポンを始めて聴いた時、この人の考えや雰囲気にエラクはまったもんでしたが、その感覚に間違いはありませんでした。実際この人のかもし出す曲の雰囲気はとても好き。

  基本的土台はポップなんだけど、どこかロックっぽいです。どこって聴かれるとこれまた答えづらいんだけど……2曲目のBen Folds 5のカバー曲『Philosophy』をギター一本をバックに歌ってる所なんか、とってもロックっぽい。
  『How can I say』になるととても切ないくらいに痛い曲になると言うのに、このギャップはいったい何なんでしょうね?(笑)
  そーゆーとこも込み込みで好きですよ。
  表題曲の『ふたつのこころ』の詩の表現の仕方がとても好きです。なんか、今まで気づかなかった事とかにふと気づかされる。そんな感覚がとてもいい。

m1.ふたつのこころ m2.philosophy m3.How can I say

---世界
  ピアノが栄える曲が3曲入ってる。歌詞を聴いて相変わらず好いなぁ〜と一人しみじみとした気分になる。
  Amikaさんの代表曲『世界』ですよ。この曲を聴くたびに暖かい気分になります。なんていうか……二人で少しづつ創っていく世界って言うのがとてもキレイにイメージとして流れてくるのですよ。とても素敵なもんですわ。

  凄く切ない歌詞なんだけど、自分の中から出てくる言葉だから凄く力を感じる。それがとても好い。んでもってそこがAmikaさんの楽曲が好きな理由。
  力、まぁ説得力と言ってもいいかもしれないけど、それが凄くあるって言うその一点なんだけど、それが際立って好い。
  もはや問答無用っていう感じだが、2曲目の『ビール』のデモトラックは全編ピアノ一色でとても好き。

m1.世界 m2.ビール(Demo) m3.ナンを食べにいく

---揺れる光ない海の底
  『ふたつのこころ』でギターが栄えて、『世界』ピアノが栄えて、今回はヴァイオリンとか、そっち系のストリングス楽器の類が栄えてます。
  揺れる光ない海の底。シングルカットですよ、シングルカット。ジャケ写がどーにも心霊写真にしか観えませんが(爆)、曲は全然ホラーしてません。
  むしろアコースティック楽器がキレイに極を彩っていてとても心が洗われる様な気分になります。

  毎回毎回言ってますが、むしろ毎回言いますが、歌詞が好きなのです。もぉ〜気に入った歌詞をいちいち洗い出して全フレーズ書き出したいくらいに好きなのです。
  なんだろうね……日常的で、何気ない言葉なんだけど、それが直で心に響く。むしろ、そういった歌詞だからこそ、なのかもしれない。そんな気がするよ。
  特別なものなんか何もない、でもそれだからこそ何気ないもので優しい気分にさせてくれるそんな音源。

m1.揺れる光ない海の底 m2.星の光(Prototype) m3.住宅

---オレンジの匂い
  甘い匂いのする曲。……いや別にCDからオレンジのリップの甘い匂いが漂ってくるわけではない。雰囲気である、雰囲気。
  『オレンジの匂い』ではリズムボックスなんかを使って柔らかい音を出してるけど、私の好みで言えば『終わりかけた春』みたいに全体的にアコースティックで柔らかく創り込んである方が好みだな。
  なんとなくタイトルからネガティヴなものを感じるけど『終わりかけた春』は実際そんな曲ではないよ。ちょっと切ない雰囲気は醸し出してるけど、それが帰って曲に味を出してくれてる……と思う。

  三種三様な曲が楽しめて好きだよ。終わりかけた春……好い曲だよ。なんていうか、この曲の雰囲気にはとても酔わされそうな気がする。どっぷりと(笑)

m1.オレンジの匂い m2.終わりかけた春 m3.世界(LIVE)

---自転車に乗って
  す〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っげぇポップ。Amikaさんの音源の中では長ド級のポップソング。タイトルからしてポップ感が漂っちゃってるもんね。『自転車に乗って』ですよ、『自転車に乗って』。
  中身もやはりポップ。ものっそかわいい歌詞とアレンジ。なんかねぇ〜……ホントにカップルでチャリンコをニケツしてる感じが伝わってきてほのぼの出来ちゃうようなこそばゆい様な……
  曲全体的に甘々な雰囲気が出てる。すげぇ出てる。滅茶苦茶出てる。なんて言うかね……甘い。もぉ〜、これでもかっていうくらい、甘い。
  でもやっぱり心地のいい甘さで、ポカポカしてる。甘いんだけど、心地よくて暖かくなれる。等身大で無理のない感じがとてもかわいくて好き。

m1.自転車に乗って m2.一枚のガム m3.愛情

---90%
  ええ、もぉ〜、私のツボをグッサグッサと言うかドスドスと言うかなんと言うか……とにかく突きまくってくれた音源です。この音源の何が好き勝手、もぉ〜全部ですよっ!全部ッ!!!
  『90%』の歌詞も曲のアレンジも、オリジナルのブームタウンラッツよかカッコいいカバー曲『I DON'T LIKE MONDAY』も、どこがいいかと聞かれると答えに困るけどとにかく好きな『どうかしてたと言うならば』も。とにかく全部好きなのですよ。
  何気にこの人も魂のボーカルストだよね。女性にこういう表現の仕方をするのもなんとなく失礼な気もするけど、Amikaさんは間違いなく魂の底から歌を唄う人。
  でもって、その時の精神的なものがモロに出るタイプ。何事も一生懸命で、それがよく伝わってくる。ロックではないけど、ポップだけど、どこかロックな精神がこの人にも有る気がするよ。反骨精神とかそういうんじゃなくて、自分がやりたいと思う事をやろうとがんばるタイプ。

  CDの感想からずれた。ので、元に戻す。いやでもまぁポップなバンドサウンドだと思うのですよ、特に『90%』や『I DON'T LIKE MONDAY』なんかは。
  非常に聴きやすいし、音のアレンジもとてもキレイに創り込んであるし。この音源のどこに文句をつけろと?ってなもんですよ。大好きなんですってばっ!!

m1.90% m2.I DON'T LIKE MONDAY m3.どうかしてたと言うならば

---大きな月
  5曲入りでもマキシシングル。5曲入りでも1500円。リーズナブル。
  そんなわけで、Amikaさん久々の音源で御座います。物凄い久しぶりですねぇ〜。前作から約4年ぶり。長っ!!……滅茶苦茶待ったもんですよ。

  ルービックキューブ、ひとりの部屋、ナンを食べにいく、の三曲は一発録りのライヴバージョン。録った場所での空気感やライヴや曲の雰囲気がモロ直で伝わってくるよ。
  今回私の中で大ヒットしたのがルービックキューブとナンを食べにいく。この二曲がマジでドツボを突いてくれちゃってまぁ〜……もぉ〜マイッタマイッタですよ。
  二曲ともどちらかと言えば低音が栄える曲で特にルービックキューブはピアノとチェロとAmikaさんのボーカルの音の高低差がとてもはっきりしていて滅法ゾクゾクする。
  ナンを食べにいくは再録ですが、此方はチェロの弦を指で弾くと言う弾き方で、このアレンジがまたえ〜らくアジアンエスニック漂う塩梅なんですわ。

  ぶっちゃけ正直な話、始めにクレジットを観て『Live version』と言う単語を観た時は『お、お茶濁しか?』とかものすんごく失礼な事考えてました。マジでスイマセン。一発撮りって言う意味での『Live』だったのね。まさしく『生』ですよ。
  そんな失礼な考えもこの音源を聴けばきれいさっぱり払拭されるね。

  『日々を繋ぐ』が最後にあるおかげですっきり爽やかに聴き終わる事ができる。きっとこの音源を気持ちよく聴く事が出来るのはこの曲のおかげなんじゃないかな。
  アップテンポで小春日和の太陽の下なんかで聞いたらきっと気持ちよくウトウトしてしまう事だろうなぁ〜……なんぞと思いつつ。

m1.大きな月 m2.ルービックキューブ m3.ひとりの部屋 m4.ナンを食べにいく m5.日々を繋ぐ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送