満月衛星。-行きます。-Rockmaykan 04/08/02 満月衛星。 行きます。 - Rockmaykan 04/08/02

FUJIPRO prezents showcase GIG! 04/08/02 目黒鹿鳴館

始めに・・・
 若手と老舗が混じったイベントでしたが、老舗の方が好い味を出してました。なんつーか・・・失礼ですが、若手バンドはぶっちゃけて無くても良かったかな。
 って言うか、老舗の3組が良すぎでした。こんだけおいしい組み合わせは、そうそう無いでしょう。またないかなぁ〜、この組み合わせ。


shameさん
 shameさんがステージに帰ってきた。これだけでも私にはドキドキもんです。どれだけの、不安と、それ以上の期待を抱えたことか・・・。きっと本人はそれ以上のものを抱えていたのだろうと思いますよ。

 椅子に座ってグラサン姿のshameさんがいかれたカーテンから現れたとたんに、前の列からは歓喜の声が・・・
 もちろん私も上げましたよ。むしろ上げずにはいられないですよ!!これが上げずにいられるかっ!!てなもんです。ハイ。
 いやぁ〜、あれは絶対に上げますって。私なんかは3年ぶりでしたから(笑)

 本日のshameさんのお召し物は深緑のカーゴパンツっぽいズボン、真ん中でトカゲの骨が3匹 円を描いてたT-シャツ、それから米軍さんが胸に着けてそうなペンダント、んでもってサングラスでしたよ。
 今回のライヴはどうやらメンバーを集められなかったようでshameさんが一人、笑顔でギターを抱えていましたよ。

 ちょっとしたMCからRavecraftの『流星』でライヴはスタート。ソロになってバンド時代の曲は切るかと思ってましたが、全然そんなことは無いようです。
 元が根っからのボーカリストなだけにギターを弾くその姿に、多少のぎこちなさを感じずにはいられませんでしたが、それでも楽しそうに歌うその姿はこちら側にも伝わって来て、会場全体がとても暖かい空気に包まれました。

 shameさん一人のアコースティックだったおかげで普段では味わえないようなshameさんのボーカルがいつも以上に味わえたものだったと思います。
 本人としては、バンドの形態でやるのが本望だったようですが、私にはこーゆー風にshameさんのボーカルを堪能できるライヴも、決して悪いものではないと感じてましたよ。
 それくらいに和んだ雰囲気で暖かいライヴだったんです。少なくとも私にはそう感じました。

 その証拠・・・ということにはならないかもしれませんが、ラスト一曲では他のバンドには無かったひときわ大きな『ええ〜』という声がありましたし、  そして私には、アコースティックで栄えたshameさんのボーカルと、歌ってるときに零れていたいた笑みが何よりも印象的でした。
 願わくば、あの場にいた全員がshameさんの零していた様な好い笑顔をしてたことを祈ります。
 好い空間で、好い空気で、好い熱で、ライヴを観ることが出来ました。

   でも実は簡単なことのようで、すごい難しいことだと思うんですよ、ああいう空気を作り上げるのって。興奮があって温かみがある空気って、すごい珍しかったですもん。自分で体感してて。・・・って言うか初めての体感でした。
 始めは『アコースティックでやるなら路上でもいいじゃん』とか大変失礼なことを思ってましたが、そうじゃないんですよね。
 『ステージ』に『帰ってくる』ことが大切だったんですよね・・・。MCを聴いていてそれを強く感じましたよ。  Dope HEADz時代の曲はどーやら大人の事情かなんかでやる様子はありませんでした。まぁきっと仕方の無いことなんでしょう。
 それから、最後に、私に列を譲ってくださった方。大変感謝しています。ありがとうございました。
 兎にも角にもshameさん、お帰りなさいませ。これからの活躍、期待してます。

セットリスト
1、流星 2、行き先の無い夜行列車 3、DIVE INTO THE SKY(新曲) 4、45度の魂


哲 高野氏
 初高野でした。nilは聴いたこともございません。そんな状態で聴いていいのかな?と思わずにはいられませんでしたが、余計な考えでした。
 タンクトップ姿の高野氏を観て『おっとこまえやなぁ〜』と呟き(マジ話)、酸素の薄くなったホールの酸素をさらに薄くするようなボーカルに酸欠になりかける。(マジ話)
 なにやらどーやらカバー曲がほとんどだったようです。そんなことを気にすることなく、必要もなく、ただただ、聴いていました。
 彼氏のボーカルはほんとに圧巻されるものがありますね。シャウトするような荒々しいボーカルに汚さはなくて、どちらかといえば生々しさを感じます。
 綺麗も汚いも全部ひっくるめた生々しさ。ありゃ、ほんとに、すげぇ。


FAME
 2年だか3年ぶりのライヴなんだそうな。
 そんだけ時間がたてば、人間も音楽も丸くなるものらしく、非常にマイルドで聴きやすい音楽でした。
 このバンドもアコースティックなライヴで、『なんだ、今日はアコースティックライヴ大会か?』と素で思ったもんでした。
 いや、でも、すごく良かったです。なんつーか・・・失礼な話ですが、いい掘り出しもんでした。


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送